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 保育園では、教育的な面で不十分なところがあるのではないか、と考える方がいらっしゃいます。しかし保育園で行なっている「保育」とは、「養護」と「教育」を併せ持ったものであると考えています。
 これは、厚生労働省の「保育所保育指針」にも明記されている考え方で、全国の公・私立保育所はこの考え方で保育を行なっています。

 このうちの「教育」の部分では、幼稚園教育要領と同様の、「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」という5つの領域について、個々の発達段階に応じて計画的に援助しています。
 子どもたちにとって最も大切な学びは、「良質なあそび」の中にあります。日々の園生活での自然とのふれあいや遊具での遊び、また友達との関わりを通した成長を、保育士が支え、発展するよう助言するなどの毎日の生活そのものこそ、子ども達にとって「大切な宝物」になる、と考えています。




 当園では日常生活や行事の保育に加え、子どもたちの発達を促すため、3歳児から5歳児まで、「天野式リトミック」と「造形教室」を取り入れています。

【天野式リトミック】
 リトミックとは、ピアノによる伴奏に合わせてクラス全員で行なう反応教育です。リズミカルな心と身体をつくり、大きく豊かな人間へ成長するための基礎能力を育てます。継続して行なうことで次のような指導効果があります。
・注意集中力が身につく。
・直感力、記憶力、思考力、判断力が身につく。
・リズム能力が高められる。

 毎月1回外部講師の指導を受け、日々の保育の中では継続的に研修を積んでいる担任が指導します。
 運動会での披露と、年に1度保護者の方にご覧頂く「リトミック参観」があります。

【造形教室】
 毎週木曜日の午前中に造形教室を行なっています。
 幼児が絵を描くのは、やりたいという意思の力が働くためです。形を上手に描く、作るということだけにとらわれず、素材で遊ぶ気持ちを交えながらたくさんの創作経験をすることを目標としています。
 個々の創造力を伸ばすよう、できるだけ画一的な作品にならないように指導します。また作品の完成度をみるのではなくその過程を大切にしています。
 造形教室は、外部の美術指導専門の講師が行ないます。


 当園は、給食の栄養バランスに配慮し、千葉市より推奨されている栄養摂取量に基づいて栄養士により献立を立てています。また、月に一度ほど、お弁当を持参して頂く日があります。

 乳幼児期は食習慣の基礎を育てる大切な時期です。食事は子どもの心と身体の成長を促すものであり、子どもたちに食の大切さや楽しさ、すばらしさを理解させることは大変重要なことです。
 しっかりと体を動かし、お腹がすいたらご飯を食べるというリズムを身に付け、また食材に直接触れ興味がもてるよう働きかけています。

 食事を味わう喜びをより一層深くするのは保育者の言葉がけや環境作りであると考えています。「甘いね」「温かいね」など味覚、食感を言葉で表現していき食事に対する興味を広げていくようにします。
 また環境作りの面では3,4,5歳児は食事の部屋を設けることで、食事をする雰囲気作りをしています。
 食物や調理してくれたことへの感謝の気持ちを込めて、「いただきます」「ごちそうさまでした」と言えるよう子どもたちに伝えています。

 0、1、2歳児はそれぞれのクラスで食事をします。児童一人ひとりには担当者が決まっており、いつも決まった席で安心して食事をします。
 椅子やテーブルは温かみを感じられる木製で成長に合わせたものを使用しています。食後にはタオルで口や手を拭き冬は暖かいものを使用しています。

 3歳児クラスまでは箸を使用せず、先割れスプーンを使用します。食べ物をお皿から口まで運ぶことがしっかりと身につき、食べることの満足感を得ることを目標としています。
 4歳児のねらいはマナーを意識して食事をすることです。一人ひとり個人差はありますが、無理のないように箸を取り入れています。
 その他に正しい椅子の座り方や三角食べができるよう声をかけています。

 4歳児クラスの後半から5歳児クラスでは食事に対する意欲や満足を感じることができるよう片付けを取り入れています。
 4歳児クラスで働きかけていたマナーが最終的に5歳で身につくことを目標としています。


 防災訓練は毎月1回行なっています。避難訓練に加え、消火器を使った消火の実演や防災に関するお話しをします。
 また、当園では危機管理の一環として、平成18年1月に、110番非常通報装置を設置しました。ボタン一つで千葉県警察署に直接繋がる装置で、銀行などでは設置が義務化されているものです。